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独立開業みちしるべ
 
独立開業のQ&A
 
? 手形や小切手を使った取引について教えてください。

 手形や小切手は現金の代わりとして、商取引の中で広く使われています。しかし、正しい使い方を知らないと予想もしない責任を負わされたりすることがあります。
 手形や小切手の正しい知識を身につけましょう。
 
(1)特徴
手形
  • 指定日に指定の金額を支払いすることを約束した証券で、一定の期日まで支払を延ばすことができます。
  • 銀行に当座預金口座を開かないと使用できません。
  • 手形上の権利を譲渡する手形の裏書により転々と受取人を変えながら、指定日までの間、支払の手段として流通させることが可能です。
  • 支払期日が到来した手形は、受取人が取引銀行に取立委任することにより現金化できます。
  • 銀行に手形を裏書譲渡し、支払期日までの利息(割引料)を差し引いた金額を受け取る手形割引により、支払期日前に現金化する方法もあります。
小切手
  • 現金の代わりとして使われることを目的としています。
  • 銀行に当座預金を開かないと使用できません。
  • 受取人は小切手を指定銀行に持ち込むことにより現金化できます。
  • 振出日から10日以内でないと受取人は支払いを請求できません。
 
(2)留意点
 
振出人  受取人が支払いを求めるため、手形や小切手を銀行に持ち込んだにもかかわらず、支払いがなされないことを不渡りといいます。
 6ヵ月間に2回の不渡りを出すと銀行取引停止処分となり、社会的信用を失い倒産に追い込まれます。
 手形や小切手を発行する際には、支払期限に必ず必要な資金を準備できる、という確実な見通しがなければ発行してはいけません
受取人  不渡りを受けた受取人は、代金の回収がすぐにはできません。最終的に回収できないことも多く資金繰りに支障をきたします。
 手形で代金をもらうのは、信用のある取引先だけに限定すべきでしょう。