1章

4.始めることについて

何か新しいことを始める場合、必ず必要なものは、「始めるよ!」という宣言と推進者です。

特にIT化は、経営者が宣言し、自ら率先することが必須です。

お得意先のこと、商品のこと、自社のことも、重要な情報を最も多く掌握しているのは、経営者そのものに他なりません。 また、日々刻々変化する経営環境に対し正しい判断が求められますが、ここでも、経営者の持つ能力が求められています。

経営者が語り始めないと、IT革命は始まりません。

経営者から話しかけましょう。 経営者が企業内で語る方法は、いくつもあります。
  1. 朝礼などで、直接言葉で語りかける。
  2. 文書で回覧する。
  3. 役職者を通じて、連絡する。
などでしょうか。

イメージ どんな方法でもいいですから、経営者から始めてください。

決してコンピュータの得意な若手社員に任せるということの無いようにしてください。彼が、どれだけコンピュータに詳しくても、今必要とされているのは、操作能力ではなく、お客様が、企業が、今何を欲しているかということを理解できる力です。

今こそ、経営者の能力が試されているのです。

朝礼では、直行している社員に伝わらない、記憶に残らない、全員を集めることができない、文書では、たいそうだ、回覧するのに時間がかかる、上司を通じても正しく伝わらない、と考えておられる方、e-メールを使いましょう。

一人一台のコンピュータが無くても、携帯電話のメールがあれば実現できます。 あなたのノートパソコンから、全社員にメッセージを送りましょう。 送り先は、携帯電話のメールです。たくさん送ることができませんから、書くことも簡単です。記録も残ります。受け取った社員も、気軽に返事が書けます。

まず、自分の携帯に送ってみてください。 簡単に読めることが確認できたら、社員の皆さんのメールアドレスを聞き出しましょう。


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